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自動運転技術の現状と求めるもの

こんにちは!千葉・東京で軽貨物ドライバーを募集しているエアフォルクグループのホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます!

 
 
秋の交通安全運動期間です。日々の業務から交通状況には明るい私たち軽貨物運送業ですが、この期間いつも以上に運転中は周囲に気を配り、漫然としてしまっているところは改めて気を引き締めて仕事を進めていきましょう。

 
 
さて今回は車や交通ルールにちなんで自動運転技術の今について見ておきたいと思います。

 
ここ数十年の自動運転技術の進歩は目覚ましいものがあり、一部はすでに実用化もされ、ドライバーの皆さんをサポートしています。
例えば今では当たり前になっているトランスミッションのオートマチック化も自動運転技術の一部で、省エネ化に対応するため、ギアが十数段階と複雑になりドライバーが適切なギア選択をするのが難しくなってきたというのがその理由です。
これは多くの車両に適用され、運送業界にも波及、大型トラックなどのオートマチック化も進んできました。

 
自動運転技術が目指す先は運転席にドライバーが乗っていない無人車両の実現です。
運送業界では自動運転技術が導入されることを歓迎しており、ドローンや配送ロボと同じように運送業界の慢性的な人手不足とそれによる労働環境の悪化を解消する秘策として期待しています。

 
しかし、期待はされているもののその実現にはまだまだ時間がかかりそうです。というのも特に運送業の車両への自動運転技術導入に関しては下記のような解決しなければいけない問題点があるとされているからです。

 ➀乗用車と貨物車で求められる技術に差がある。(大きく重量もある車両ではより高度な運転技術が必要)
 ➁車両には様々な種類があり、それぞれの大きさや用途に対応できる汎用的なシステム開発も必要である。
 ➂運ぶだけでなく運ぶモノの価値を維持することも必要である。(工夫や慎重さが必要とされる作業には人の手が欠かせない)

 
自動運転技術の進歩によって、ドライバーの仕事がなくなってしまうのではと懸念される方もいらっしゃると思います。
ですが前述したとおり、無人車両だけでは人が担っているすべてをカバーすることはできませんし、特に運転が難しいとされるトレーラーなどでは経験豊富なドライバーの技術に機械が追い付けていないという現状もあり、もし無人車両時代が来たとしてもドライバーの仕事がなくなることはないでしょう。
自動運転技術が一部でも実現・導入され上手くサポートされることで、ドライバーに求められる技術は下がり負担も小さくなるはずです。

 
 
ではその自動運転技術は現在どこまで進んでいるのでしょうか?

 
自動運転は米自動車技術会(SAE)がはじめに提唱し、国連における加盟各国間での標準化・基準化の議論によりその技術をレベル0~5の6段階に区分しています。

 レベル1➡ハンドルまたは加速・減速のどちらかを自動制御
 レベル2➡ハンドル操作と加速・減速のすべてを自動制御
 レベル3➡特定条件下で前方を見ずに運転可能&緊急時は人が操作
 レベル4➡高速道路など特定条件下でシステムが完全自動運転
 レベル5➡あらゆる場所でシステムが完全自動運転

レベル1~2の運転の主体は運転者であり、レベル3~5の運転の主体は車のシステムになります。

 
上記をふまえ、先日新聞の一面に取り上げられた記事がありました。

一般道でハンドルやブレーキの操作を人口知能AIが判断して車に運転を任せるレベル2相当の自動運転車を開発中のスバルが、2020年代後半にこの車の販売を目指していることがわかり、他の国内外のメーカー・IT大手も開発を急いでいて自動運転をめぐる競争が加速しそうであるとの内容でした。
一般道でのレベル2自動運転はすでに実用化されている高速道路でのものと比べ技術的に難しく、今国内で搭載・販売されている車はありません。
一般道ではどこでも人が横断する可能性があったり、歩道との境界のはっきりしない車道があるなど自動運転実現のハードルが高いという実情があるためで、実用化はセンサーで乗用車や歩行者との衝突を回避する自動ブレーキなどのレベル1相当の技術に留まっています。
その一般道でのレベル2相当の自動運転を実現させようというスバルは、独自開発した運転支援システム「アイサイト」を活用、車載カメラの画像から信号・歩行者の動き・標識を識別し、白線が見えないなどで境界がわかりづらい場合も周囲の情報からより安全なルートをAIが選択、車の加減速やハンドル操作も行うというものです。またこの車載カメラの活用で高額なセンサーやレーダーを減らしてコストを抑え普及を狙い、将来的にはレベル2でもより高度な一般道での手放し運転を目指しているとのことです。

ちなみに高速道路における自動運転の実用化に関しては、ホンダが高級セダン「レジェンド」に渋滞時に限り運転者が前を見ずにテレビ鑑賞などをしても道路交通法に問われない世界初のレベル3相当の機能(渋滞運転機能)を搭載・実現していて、トヨタや日産もハンドルから手を離せるレベル2相当の技術を搭載した乗用車をすでに販売しています。

 
 
ここまで進歩してきた自動運転技術ですが、私たちからすると「あまり普及は進んでいない」と感じますよね。
これまで2000年代中盤から2010年代にかけて、自動運転に関わるセンサー技術、そのセンサーから得たデータを解析する技術、自動走行するための空間を高精度な三次元であらわす地図の生成、利用者や他の交通に対する安全性を最優先した法整備などが議論され、着実に段階的にそれらが量産化されあわせて法が施行されてきました。自動運転はようやく基盤が整ってきたというところなのです。
そして「自動運転が社会の中でどこでどのように誰が本当に必要としているのか」実際の需要を知り、それを事業戦略や地方自治体などの方針や予算への組み込みをしていく段階に入ってきたと言えます。つまり普及が進むのはまさにこれからということです。誰にとっても自動運転が身近なものになっていくのかとても期待が膨らみます。

 
 
自動運転によって私たちの生活がより便利に負担の少ないものになることは間違いないと思いますが、特に自動運転が目指しているところは次のようなものです。

 ・交通事故の低減⇒交通事故原因の9割が人の不注意や操作間違いによるもので機械に任せたほうが被害を減らせるとの期待
 ・環境保全⇒快適かつ短時間での移動の実現により結果的に余計な燃料の使用を減らす
 ・万人の乗り物へ⇒現在の車は健常者のものであり、障害を持つ人が一人で車を利用する機会は限定的
          また高齢者の運転免許証返納の推奨の実情からも誰もが安全に乗れる車の実現が必要

 
目的意識を明らかにし、それに向かって世界の自動車・部品メーカーや法規制を行う行政・政府が一体となって、誰にとっても安全快適な交通社会をつくるために邁進することが大事なのだと関係者は話しています。

 
 
社会に広く普及してくれば仕事でもプライベートでも私たちの生活に大きな影響と変化を及ぼすことになる自動運転技術。
その動向を今後も見守っていきましょう!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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雇用形態 委託ドライバー
休日 シフト制
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備考 研修あり
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