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夏の配送効率を最大化!熱中症対策と車両トラブル予防の秘訣

夏の軽貨物配送は、ドライバーの皆さんにとって一年で最も過酷な時期かもしれません。うだるような暑さの中での荷物の積み下ろし、エアコンが効きにくい車内、そして予測不能なゲリラ豪雨。これらの厳しい条件下で、安全と効率を両立させるには、適切な知識と準備が不可欠です。

この記事では、夏の配送業務を乗り切るための「熱中症対策」と「車両トラブル予防」という2つの重要なテーマに焦点を当て、日々の業務にすぐに役立つ具体的な秘訣をご紹介します。ご自身の健康と大切な配送車両を守り、夏の繁忙期を賢く乗り越えましょう。

夏の厳しい日差しの中、配送効率を維持するためには計画的な荷物の積み込みが重要となる

ドライバー自身の健康管理:徹底した熱中症対策

夏の配送で最も警戒すべきは、言うまでもなく熱中症です。ドライバーの健康は安全運転の基本。ここでは、科学的根拠に基づいた効果的な対策を見ていきましょう。

なぜ夏は特に注意が必要なのか?

軽貨物ドライバーの仕事は、運転だけでなく、荷物の積み下ろしや階段の上り下りなど、想像以上に体力を消耗します。特に夏場は、炎天下での作業と、「サウナ状態」とも言われる軽バン車内の高温環境との往復により、体温調節機能が追いつかなくなりがちです。自覚症状がないまま脱水症状が進行し、気づいた時には深刻な熱中症に陥っているケースも少なくありません。判断力の低下は、重大な事故に直結する危険性をはらんでいます。

すぐに実践できる!具体的な熱中症予防策

熱中症は、正しい知識で予防することが可能です。以下の3つのポイントを徹底しましょう。

  1. 1.こまめな水分・塩分補給
    「喉が渇いた」と感じた時には、すでに体は水分不足の状態です。そうなる前に、定期的・計画的に水分を補給することが重要です。厚生労働省も、作業前後の水分補給を推奨しています。目安として、1時間にコップ1?2杯程度の水分を摂ることを心がけましょう。水やお茶だけでなく、汗で失われる塩分やミネラルを補給できる経口補水液やスポーツドリンクも効果的です。最近では、体を内部から冷やす効果が注目されるアイススラリー(シャーベット状の飲料)も有効な選択肢です。
  2. 2.適切な休憩
    連続して作業するのではなく、意識的に休憩を挟むことが大切です。日陰やエアコンの効いた車内、コンビニなどで体を休め、深部体温を下げましょう。短時間の仮眠(パワーナップ)も、疲労回復と集中力維持に非常に効果的です。
  3. 3.機能的な服装(クールビズ)
    吸湿性・速乾性に優れたインナーや、通気性の良いポロシャツなど、機能的な服装を選びましょう。軽貨物ドライバー向けのクールビズとして、接触冷感素材のウェアや空調服の活用もおすすめです。色は熱を吸収しにくい白や淡い色が良いとされています。

もしもの時のために:熱中症の初期症状と対処法

万が一、自分や同僚に異変を感じた場合、迅速な対応が重症化を防ぎます。以下の初期症状に注意してください。

  • ・めまい、立ちくらみ、顔のほてり
  • ・筋肉痛、手足のしびれ、こむら返り
  • ・大量の発汗、または逆に汗をかかなくなる
  • ・頭痛、吐き気、倦怠感

これらの症状が見られたら、直ちに涼しい場所へ移動し、衣服を緩めて体を冷やします(特に首筋、脇の下、足の付け根など)。そして、水分と塩分を補給してください。症状が改善しない、または意識が朦朧とする場合は、ためらわずに救急車を呼びましょう。

配送車両のコンディション維持:夏のトラブルを未然に防ぐ

過酷な夏は、人間だけでなく車両にとっても厳しい季節です。予期せぬトラブルは配送スケジュールを大幅に乱し、収益にも影響します。日々の簡単なチェックで、多くのトラブルは防げます。

夏の暑さが車両に与える影響

夏の強い日差しと高温のアスファルトは、車両に様々な負荷をかけます。特に注意したいのが以下の2点です。

  • 1.タイヤへの負荷: 高温はタイヤ内部の空気圧を上昇させ、バースト(破裂)のリスクを高めます。摩耗したタイヤはさらに危険です。
  • 2.エンジンへの負荷: 渋滞や長時間のアイドリングは、エンジンのオーバーヒートを引き起こす原因となります。冷却システムの性能が低下していると、そのリスクはさらに高まります。

ドライバーができる日常点検のポイント

出庫前のわずかな時間でできる点検が、一日の安全を左右します。

  • 1.始業前点検の徹底: タイヤ、エンジン、ブレーキは特に念入りに。これはドライバーの義務であり、自分自身を守るための最も重要な習慣です。
  • 2.タイヤの空気圧と溝のチェック:
    空気圧は高すぎても低すぎても危険です。必ずエアゲージを使って、適正値かを確認しましょう。特に夏場はこまめなチェックが推奨されます。また、スリップサインが出ていないか、タイヤに亀裂や異物が刺さっていないかも目視で確認します。
エアゲージを使用した定期的なタイヤ空気圧の確認は、夏の安全運転に不可欠

  • 3.冷却水(クーラント)の量:
    エンジンルーム内のリザーバータンクを確認し、冷却水が規定の範囲内にあるかチェックします。量が著しく減っている場合は、水漏れの可能性も考えられます。
  • 4.エアコンの効き具合:
    エアコンは、ドライバーの快適性や作業効率に直結する重要な設備です。効きが悪いと感じたら、早めに専門家に見てもらいましょう。ガス不足やフィルターの詰まりが原因かもしれません。

猛暑を乗り切るための心構えとエアフォルクのサポート

技術的な対策も重要ですが、最後は「無理をしない」という心構えが大切です。体調が優れない時や、計画に無理があると感じた時は、一人で抱え込まずに会社に相談することが重要です。どういう形が一番自分にあっているのか、バランスが良いのかを模索していきましょう。

株式会社エアフォルクでは、ドライバーの皆さんが安心して長く働ける環境づくりを第一に考えています。私たちは、AIを活用した最適な配送ルートの提案や、車両のリース・レンタル、格安で給油できるガソリンカードの貸与など、現場の負担を軽減するためのサポート体制を整えています。トラブルが発生した際も、迅速に対応できるサポート体制を構築しており、多くの荷主様やドライバーから信頼をいただいています。

 

まとめ

夏の軽貨物配送を安全かつ効率的に乗り切るためには、「自己管理」「車両管理」「無理のない計画」の三位一体が鍵となります。日々の小さな心がけと準備が、大きなトラブルを防ぎ、結果として配送効率の最大化に繋がります。

  • 健康第一: こまめな水分補給と休憩を徹底し、熱中症を予防する。
  • 車両点検: 始業前点検を習慣化し、特にタイヤと冷却水は念入りにチェックする。
  • 相談する勇気: 体調や業務に不安があれば、一人で悩まず会社に相談する。

 

エアフォルクは、ドライバーの皆さんが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、これからも全力でサポートしていきます。この夏も、安全運転で乗り切りましょう!

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備考 研修あり
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