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タイヤの点検と車両火災、その対応について

こんにちは!千葉・東京で軽貨物ドライバーを募集しているエアフォルクグループのホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます!
 
 
 
雨の多い時期、運転の仕方や運転中の危険予測の点でいつも以上に注意したいポイントは前回確認しましたが、もう一つ確認しておきたいことに「車の点検・整備」があります。タイヤやブレーキといった足周りを中心に、ワイパー・ライト等その性能が充分に発揮される状態であるかもチェックしておきましょう。
 
 
 
特に見ておきたいのはタイヤです。
まずは外観をチェックします。傷があったり異物が刺さってないか(パンクやバーストの原因になる)、タイヤ側面の一部が局所的に膨れてないか(この場合タイヤ内部のコードが切れている可能性があり危険)を見ましょう。
またタイヤの溝の減り具合(スリップサイン)を確認して下さい。スリップサインの出たタイヤで走ることは法令違反となり、もちろん違反点数や反則金の対象にもなっています。このタイヤの溝はタイヤの排水性に直結していて、濡れた路面でブレーキをかけた時の制動距離にも大きく関わっているため、点検は絶対にはずせません。怠ればいくら運転を気をつけていたとしてもスリップしてしまうリスクが高まるでしょう。
タイヤの摩耗の仕方にも注目して下さい。極端な偏摩耗はタイヤの性能が正しく発揮されない上にタイヤの寿命を短くしてしまいます。
気になることがあれば、タイヤ専門店等で相談、状態によっては交換すると良いでしょう。
 
意外と忘れがちなのが「タイヤの空気圧」のチェックです。なんと4台に1台が空気圧不足の状態であると言われています。空気圧不足のタイヤは、実質高いガソリンを使用しているのと同じくらい燃費を悪化させ、タイヤの寿命を短くしてしまうだけでなく、タイヤがバーストするリスクさえあります。
タイヤの空気圧は使用頻度や走る環境にもよりますが、1ヶ月に5%程度自然に低下します。その為、月に一度はチェックするのが望ましいとされています。車両の指定空気圧は、運転席のドア付近等に表示されていますので、それを確認し(同じ車種でも年式・型式・タイヤサイズによって指定空気圧が異なる場合があります)、走行によってあたたまると空気圧は上昇するため、走行する前にエアゲージ等の機器を使って点検・調整を行ってください。
※緊急時に備えてスペアタイヤの空気圧のチェックも忘れずに。Tタイプ応急用タイヤ(専用のホイールが装着されている幅の狭いタイヤ)の空気圧は420kPaで通常タイヤと異なるので注意が必要です。
 
 
空気圧不足からも起こるタイヤのバーストは、そこから火がでることもあり、じつは車両火災の大きな要因の一つともなっています。NEXCO中日本が公開しているデータによると、車両火災はその管内でここ数年毎年30件近く(月平均2回以上)起きていて、多発しているといえる状況にあり、平均通行止め時間も5時間以上と長時間にわたります。その中でもトンネル内で発生した車両火災は非常に危険で、周りへもとても大きな影響を与えてしまいます。
今年2月に静岡市の新東名高速道路の「北沼上トンネル」下り線で起きた車両火災は、キャリアカーのタイヤのバーストが原因で出火し、幸い大けがをする人や亡くなる人はいなかったものの、上り線は5時間、下り線は15時間もの間通行止めとなり、その後も大きく損傷したトンネル内施設の復旧作業のため4月中旬まで車線規制が続いたとのことです。
 
もし、トンネル内で火災をおこしてしまったり遭遇したらどうすればよいのでしょうか?
 
➀押しボタン式通報装置または非常電話で通報する
トンネル内には、押しボタン式通報装置が50mおき、非常電話が200mおきに設置されています。押しボタン式通報装置はランプがつくまで押すと自動的に火災が通報されます。
➁消火器で初期消火に努める
消火器も50m間隔に2本ずつ設置されています。消火器は取り出したらホースをはずし、レバーの安全ピンを引き抜きます。レバーを握ってホースを真っ直ぐもち、火元へ直接消火剤がかかるように吹きつけます。噴射時間は20~30秒です。
消火器は、油類の初期消火に一番有効です。
➂消火栓の設置されているトンネルでは消火栓も利用して消火に努める
扉を開けて、消火ノズルを止め具からはずし手に持ちます。右の赤いレバーを手前に倒しノズルを両手でしっかり持ち、水が出たらホースを引き出します。
➃火災が拡大し手に負えなくなりそうな場合は、自らの安全を最優先にすみやかに避難する
トンネル内のスピーカー、ラジオ再放送を通じて情報や指示が流されるので、そのとおりに落ち着いて行動しましょう。車は緊急車両の通行などのために移動させる場合があるので、左に寄せ、サイドブレーキをかけ、エンジンを止めてキーは付けたまま、ドアのロックはしないで離れるのがポイントです。煙は温度が下がると降下します。煙にまかれないよう煙の流れを見ながら非常口の方向を確認してすすみ、消防や警察の緊急自動車がトンネル内に進入してくることがあるので道路を横断するなどの時も注意が必要です。
 
NEXCO中日本は「車両火災により道路や設備が損傷した場合は、道路法に基づき、復旧に要した費用をドライバー本人や雇用主に請求します」と注意を促し、エンジントラブルやタイヤ・バーストに起因する火災が多いとして、日常の車両点検、出発前の点検を呼び掛けているとのことです。
車両火災を防止するためには、他にもエンジンやオイル・バッテリーに関わるところも点検し、車内には特にライターやスプレー缶のように火災を引き起こすものや高温箇所を作ってしまうようなアクセサリーなど必要がないものは持ち込まずまた車内に放置することがないよう、こちらも注意してください。トンネル内でなかった場合も車両火災の対応のポイントは「早く知らせる・早く消火する・早く逃げる」です。
 
 
 
車を所有する者にとって点検や整備は安全に走らせるための義務です。「ちょっとした気の緩みが誰かの命を奪うことになってしまったり、大きな損害賠償の責任を負うことになるかもしれない」とよく肝に銘じて、日常やこういった季節の変わり目のチェックは入念に行っていきましょう!あなたの車は大丈夫ですか?

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