夏の交通安全運動が実施されます
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今年は5月に実施された春の全国交通安全運動に続き、夏の交通安全運動の季節がやってきました。
「夏の交通安全運動」は都道府県ごとに実施されており、期間や名称・重点項目などに違いがあります。
傾向としては、行楽などによる疲れや季節特有の解放感による飲酒運転や暴走運転などの根絶を掲げる自治体が多く、次いで自転車の安全利用の推進や子供・高齢者の重大事故防止と横断歩道に関わるマナーアップ運動に力を入れているところが多いようです。
そもそも交通安全運動を行う期間は年間でも交通事故発生が増加すると懸念されている期間でもあります。
これから迎えるのは、12月と並んで年間で最も交通量が多く、交通事故発生件数と死者数も5番目に多い時期となっています。
交通量が多いと渋滞が発生しますが、そのため時間に余裕がなくなり急ごうとするので特にこの時期「速度超過」と「信号無視」の交通違反が増加します。
また交通事故には子供が絡んだ事故が多くなります。それは7月後半から学校が夏休みに入り、子供だけで出歩く機会や子供が運転する自転車が増え、明るい時間も長いため子供の外出時間が長くなるためです。
もちろん季節柄帰省や旅行で遠出をする人もたくさんいらっしゃいますし、最近の子供たちはコンビニに集まったりもしますので、コンビニや行楽地付近やサービスエリアなどではいつも以上に注意も必要となるでしょう。
それでは各県ではどのような重点を挙げて、いつ交通安全運動が行われるのか、弊社に関わりの深い県をピックアップして確認しておきましょう。
《千葉県》
「夏の交通安全運動」
期間:令和5年7月10日(月)~7月19日(水)
スローガン:ぺだるこぐ ぼくのあいぼう へるめっと
[重点項目]
➀自転車のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
➁飲酒運転や速度超過など悪質危険な運転の根絶
➂こどもや高齢者を始めとする歩行者の安全確保
➃全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
・今年のここまでの推移では前年と比べて人身事故件数・負傷者数・重傷者数・死者数ともに少し多くなっています。
・7月3日15時から、「東関東自動車道(四街道IC付近~成田JCT付近)」において、最高速度規制が120km/hに引き上げられました。
・公開されている取り締まり情報から主に速度超過(ここでも可搬式オービス使用)と飲酒運転の取り締まりに力を入れていることがわかります。
・一昨年まで減少してきた飲酒運転が昨年再び増加傾向を見せています。分析によると飲酒先は飲食店が最多(全体の約5割)、飲酒終了から運転開始までの経過時間は、1時間以上経過後に運転を開始している者が約7割だそうです。
・千葉県の飲酒運転根絶条例の改正が2023年6月28日から施行され、飲酒運転で検挙された違反者に、酒類を提供していた飲食店経営者の責任が厳しくなり、また事業者には従業員の飲酒運転防止対策が求められるようになりました。
《神奈川県》
「夏の交通事故防止運動」
期間:令和5年7月11日(火)~7月20日(木)
スローガン:交通ルールを守って 夏を楽しく安全に
[重点項目]
➁高齢者と子どもの交通事故防止
➂自転車の交通事故防止
➃二輪車の交通事故防止
・7月4日までに神奈川県内では人身事故件数10,609件(+231件)、負傷者数12,451人(+514人)、死者数59人(+1人)となっていて、前年同時期より少し多くなっています。
・「信号機のない横断歩道における車の一時停止率 2022年」の全国平均は39.8%。神奈川県は34.3%(前年比+6.4%)です。
《埼玉県》
「夏の交通事故防止運動」
期間:令和5年7月15日(土)~7月24日(月)
[重点項目]
➀自転車乗用時のヘルメット着用促進と交通事故防止
➁こどもと高齢者の交通事故防止
➂飲酒運転の根絶
・7月4日までに埼玉県内では人身事故件数8,342件(+377件)、負傷者数9,910人(+489人)、死者数51人(-2人)となっていて、前年同時期と比べ死者数のみかろうじて少なくなっているものの全体的には多くなっています。
・7月は以下の日に『県下一斉交通取り締まり』を行っています。
5日 飲酒運転(夜間) 10日 自転車による違反 18日 飲酒運転・速度違反(夜間)
24日 交差点関連違反(昼間) 28日 飲酒運転(夜間)
《茨城県》
「夏の交通事故防止県民運動」
期間:令和5年7月20日(木)~ 7月31日(月)
スローガン:見る止まる 歩行者優先 心がけ
[重点項目]
➀飲酒運転の根絶
➁高齢者の交通事故防止
➂子供の交通事故防止
➃歩行者の保護
➄夕暮れ時から夜間における交通事故防止
➅全ての座席のシートベルトの着用とチャイルドシートの正しい使用の徹底
➆自転車の安全利用の推進
・茨城県内では2022年の1年間人身事故件数6,271(+342)、負傷者数7,699(+456)、死者数91(+11)となっていて、前年と比べてかなり多くなっており、死者数に至っては11人増加と全国でも増加数の多い県の6番目になります。
・「信号機のない横断歩道における車の一時停止率 2022年」の全国平均39.8%に対して茨城県は26.3%、関東・甲信地域ではワースト2、全国ではワースト8となっています。
※東京都は例年、夏の交通安全運動は実施していません。
各県警などのホームページではさらに県内の事故を分析したものや取り締まり情報なども見ることができるのでそちらものぞいてみてはいかがでしょうか?県ごとに重点ポイントや傾向に若干の違いがあります。そういった特徴を理解し、日々の安全運転で意識して実行すべきことに関連を持たせていけるとなお良いでしょう。
この時期は軽貨物運送業にとってもお中元・大手通販サイトのセール・帰省に伴う荷物輸送などで繁忙期にあります。業務中に事故を起こしてしまった、また事故に巻き込まれたということがないよういつも以上に余裕をもって危険な箇所を予め避けるなど工夫して勤しんでいきましょう!
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