車のフロントガラスの凍結対策について
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先日は雨も降り良い湿り具合となりましたが、この先2週間関東・甲信ではほぼ晴れのようですね。すると冬特有の強風や乾燥による様々なウイルスの感染の心配がでてきますし、また朝晩の冷え込みが厳しくなる日も増えるでしょう。
朝、通勤・通学で急いでいるのに車のフロントガラスが真っ白なんてこともよくある光景になるのではないでしょうか?
今日はそんな早朝もイライラしなくて済む車のフロントガラスの凍結対策について確認しておきましょう。
そもそもどのようにして車のフロントガラスが凍るのでしょうか?その原因は雪や雨・水蒸気、そして放射冷却(日没によって急激に気温が下がる現象)です。フロントガラスについた雪や雨による水が放射冷却によって急激に冷えたり、また放射冷却によって水蒸気が氷の結晶となり降り注ぐこと(霜)で凍ってしまいます。そのため放射冷却が起こりやすい日中暖かい晴れの日の夜の方が凍結も起こりやすい言われています。
ではまずその凍結を防ぐ方法にはどんなものがあるでしょうか?
➀屋内駐車場に駐車する
屋内の駐車場をお持ちなのであれば最も手軽な方法です。屋内で放射冷却をやわらげ、冷えて降り注ぐ水蒸気を避けることができるのでこれだけで他の対策は必要なく、面倒は避けたい人向けです。
➁フロントガラスの汚れをとる
フロントガラスは放っておくと排気ガスによる油膜で覆われてしまいます。ガラス面の汚れの粒子には水蒸気が付きやすいので、汚れを取っておくことで凍結を起こりにくくすることができます。
➂フロントガラスに凍結防止シートをかける
500円~2,000円で購入可能な凍結防止シートを利用しましょう。100均でも簡易凍結防止シートが売られています。フロントガラスに水蒸気がつかなければいいので、要らなくなった毛布やシーツ・大判バスタオルでも手間と費用をかけずある程度凍結を防ぐことができますが、風対策や収納性を考えると凍結防止シートのほうが幾分便利そうです。
➃撥水コートを利用する
フロントガラスにあらかじめ撥水コートを塗っておくと、水分がフロントガラスに付着しづらくなるためある程度の凍結を防ぎ、凍結してしまった場合も氷がはがれやすくなります。
続いて、凍ってしまった時は具体的にどのような対処をすればいいのでしょうか?
➀車のデフロスター(結露防止機能)を作動させる
手軽な方法ではありますが、エンジンの水温が温まっていないと効果が小さく、氷がとけるまで10分はかかってしまうため朝のお出かけ前などには早めに作動させる必要があります。
➁スクレーパーで削る
手と道具を使って氷を削りとる最も単純な方法です。スクレーパーは物の外面を削ったりこそげとるヘラ状の道具の総称で、スノースクレーパーやアイススクレーパーといった車用のスクレーパーであれば、刃に柔らかい素材を使っているので傷つける心配もありません。寒冷地の人の多くはこの方法で対処しているそうです。
➂ぬるま湯をかける
40℃前後のぬるま湯をかけて氷をとかします。車のデフロスターと併用することでより効果が期待できます。しかし、この方法は気温が低すぎるとぬるま湯をかけてもすぐ再凍結してしまう可能性があります。
➃解氷スプレーを利用する
解氷スプレーは凍結したフロントガラスに吹き付け、ワイパーを作動させるだけで氷を落とせる便利グッズです。1缶500円~1,000円くらいで購入でき、約1分で解凍可能です。出先でということも考え、車に1本積んでおくとよいですね。
➄解氷ウィンドウォッシャー液を使う
これもとても手軽ですが、あらかじめウォッシャー液を詰め替えておく手間が必要であることと、ワイパーのゴムの傷みが早くなる可能性は否めません。
※やってはいけない行為
手っ取り早い方法だと思われがちですが、凍結したフロントガラスに熱湯をかけるのはNGです!フロントガラスに使われているのはフィルムを挟んで強化ガラスを2枚重ねた合わせガラスです。とても硬いですが、やや柔軟性にはかけるため急激な温度変化で割れてしまう可能性があります。傷があるとそこからヒビがはいることもあります。
また、力任せに氷を削るのもNGです!凍結したフロントガラスは普段より割れやすくなっています。柔らかい素材などの道具を使ったとしても力加減を誤れば傷をつけたり割ってしまうことになりかねません。注意しましょう。
凍結対策についても、普段からの車の手入れやちょっとした準備が大事だということや、とても頑丈そうに見えるガラスも意外とデリケートな一面があることががわかりました。
すぐにでも実践できそうなものばかりなので、朝フロントガラスが凍っていて「あっ!しまった!」となる人は早速取り入れて快適に車ででかけられるようにしましょう。
寒冷地でない地域ではあまり馴染みがありませんが、寒冷地仕様の車もあるのをご存知ですか?
・エアコンの性能が高い
・ワイパーの凍結を防ぐ為の熱線入りのフロントガラス
・エンジン冷却水の濃度を約50%にして-35℃まで凍結を防ぐ
・重たい雪を払うためのワイパーモーターの強化
・暖房効率を上げるためにリアシートの足元にヒーターダクトを追加
・ヒーター付きドアミラー
・エンジン始動時冷却水の水温上がるまでの暖房補助の電気式補助ヒーター
・低温時の始動性を高める強化スターターやバッテリー・オルタネーターの容量アップ
・雪道で使う機会の増えるウォッシャータンクの容量アップ ・・・・etc
このように寒冷地仕様の車は様々な寒さ対策がされ、より安心して使えるようになっています。
寒冷地仕様の装備は新車購入時にオプションとして装着することができるそうで、車種や装備内容にもよりますが、3~10万円ほどでつけられます。
寒冷地以外に住んでいる場合でも万が一の時や降雪量の多い地域への帰省や訪問がよくある人は装備しておくと安心です。
寒冷地仕様の車は南国の真夏に使用してもまったく問題はなく、むしろ電気の容量にも余裕があり、メリットの方が多いのだそうです。
価格は少し高くなりますが、北海道などではこの寒冷地仕様が標準として車が販売されています。
ラニーニャ現象の影響で寒さも厳しくなるといわれる今冬、仕事でもプライベートでも大きな失敗や事故などがないよう、できることはしっかりと準備し備えて、心を温かくして乗り切っていきましょう!
寒空の下も温かい笑顔と声をもって、お客様の大事なお荷物を運びます!
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