年末の交通事情に一層注意しましょう!
こんにちは!千葉・東京で軽貨物ドライバーを募集しているエアフォルクグループのホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます!
早くも一年最後の月が来てしまいました。社会全体がなんとなく慌ただしくなる師走です。
その慌ただしさは交通事情にも現れ、いつも以上に渋滞や事故が多くなる時期でもあります。私たち軽貨物運送業には大きく影響のあることですので特に気をつけなければなりません。
そんな交通事情を鑑みて毎年この時期には都道府県ごとに「年末の交通安全運動」を行っています。
全国でみると今年は、10月末までの累計死者数が昨年同期より46人多くなっていて、10月末時点で前年同期より増加したのは過去10年で初めてという状況です。この状況が続いた場合、年間の死者数が2015年以来8年ぶりに前年を超える可能性があるため、年末にかけて交通取り締まりが例年より厳しくなるのではないかと言われています。また毎年12月最初の週末は、全国で飲酒運転の取り締まりが強化されています。
では、その各都道府県ごといつどこに重点をおいた交通安全運動を行うのか、当社に関わりの深い都道府県中心に確認しておきましょう。
【千葉県】
ー冬の交通安全運動ー
期間:12月10日(日)から12月19日(火)
スローガン:「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない」
[重点項目]
〇飲酒運転の根絶
〇子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保
〇自転車の交通ルール遵守の徹底
・交通事故による人身事故件数・負傷者数は前年と比べて数百増えており、これまでの累計死者数はほぼ前年と並んでいます。
・「歩行者のいる信号機のない横断歩道における車の一時停止率 2023年」では、全国平均45.1%に対して千葉県は31.9%(前年比+4.7%)となっています。
・千葉県独自の横断歩道上における歩行者の優先義務を運転者に徹底し、横断歩行者の保護等を強化することを目的に実施している「ゼブラ・ストップ活動」と「ちばサイクルール」の厳守をすすめています。
・ほぼ毎日県内のどこかで速度と飲酒の取り締まりが行われています。また千葉県警から飲酒運転受刑者の手記動画が公開されています。
・12月のライト点灯時刻(晴天時)の目安は15時50分頃です。
【東京都】
ーTOKYO交通安全キャンペーン2023ー
期間:12月1日(金)から12月7日(木)
スローガン:「たくさんの笑顔が走る首都東京」
[重点項目]
〇高齢者を始めとする歩行者の安全確保
〇歩行者等の保護など安全運転意識の向上及び飲酒運転等の危険運転の根絶
〇自転車の交通事故防止
〇二輪車の交通事故防止
〇電動キックボード等の交通ルール遵守の徹底
〇違法駐車対策の推進
・交通事故による人身事故件数・負傷者数は前年比1,000ほど増えていて、これまでの累計死者数もほぼ前年と並んでいます。
・「歩行者のいる信号機のない横断歩道における車の一時停止率 2023年」では、東京都は39.6%(前年比+11.1%)とさらに改善され全国平均にも近づいています。
【神奈川県】
ー年末の交通事故防止運動ー
期間:12月11日(月)から12月20日(水)
スローガン:「無事故で年末 笑顔で新年」「乗る人に 飲ませるあなたも 犯罪者」
[重点項目]
〇飲酒運転の根絶
〇歩行者(特に高齢者)と自転車の交通事故防止
〇全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
〇二輪車の交通事故防止
・交通事故による人身事故件数は約660件、負傷者数は約1,100人前年と比べて増えており、これまでの累計死者数はほぼ前年と並んでいます。10月の交通事故死者数は昨年同期の9人に対して10人も多い19人という結果になってしまっています。
・「歩行者のいる信号機のない横断歩道における車の一時停止率 2023年」によると、神奈川県は29.1%(前年比-5.2%)で前年よりも下がってしまっています。
・飲酒運転根絶運動も12月1日~31日を対象期間として行われています。
【埼玉県】
ー冬の交通事故防止運動ー
期間:12月1日(金)から12月14日(木)
スローガン:「人も車も自転車も 安心・安全 埼玉県」
[重点項目]
〇夕暮れ時と夜間における歩行者・自転車の交通事故防止
〇横断歩道における歩行者優先の徹底
〇飲酒運転の根絶及び危険運転等の防止
・交通事故による人身事故件数は約320件、負傷者数は約500人と前年と比べて増えています。これまでの累計死者数は前年をすでに10人以上上回ってしまっています。
・「歩行者のいる信号機のない横断歩道における車の一時停止率 2023年」では、埼玉県は38.9%(前年比+4.4%)で全国平均にも近づいているものの、少し改善程度となっています。
・埼玉県警が公開している「県下一斉の交通取り締まり情報」によると、12月1日(金)、8日(金)、11日(月)、15日(金)、26日(火)に昼間又は夜間又はその両方で飲酒・交差点関連・自転車などの取り締まりが行われる予定となっており、通常時よりも強化されるとのことです。
【茨城県】
ー年末の交通事故防止県民運動ー
期間:12月1日(金)から12月15日(金)
スローガン:「大丈夫 そんな油断が 命とり」「暗い道 あなたを守る 反射材」
[重点項目]
〇子供と高齢者の交通事故防止(特に横断歩行者の保護)
〇夕暮れ時と夜間の交通事故防止
〇飲酒運転の根絶
・茨城県の令和5年9月末時点の交通事故死者は69人で、そのうち25人は歩行中の事故により亡くなられています。
・茨城県内の飲酒運転による交通死亡事故は、令和5年9月末までに4件発生していて、いまだ根絶には至っていません。
・12月1日(金)、8日(金)、15日(金)を飲酒運転根絶のための県下一斉広報日としています。
・「歩行者のいる信号機のない横断歩道における車の一時停止率 2023年」では、茨城県は27.6%(前年比+1.3%)で微々たる改善はしているものの、2018年~2023年の6年間で30%未満が続いている県の一つとなっています。
今回の各都道府県ごとのどの交通安全運動においても、いまだなくならない減らない飲酒運転の根絶と歩行者保護に力を入れているのがわかります。また自転車のルール厳守を掲げているところも多いですね。道路交通法の改正により、令和5年4月1日から、全ての自転車利用者に対する乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されていますが、その着用率はあまり伸びていないようです。自分の命を守るためですので、軽く考えずにしっかりと守っていきたいですね。
車に乗るなら飲酒は絶対にNOです。わかっていて飲ませた側にも今は厳しい罰則があります。また翌日にアルコールが残るほどの深酒もやめましょう。少し寝ればアルコールは消えるというものではありません。
車を運転する時も自転車に乗る時や歩行者である時も自分が交通ルールを守ることはもちろんですが、ルールを守らない危ない車や自転車・歩行者がいるかもしれないこともしっかり予測して、交通量の多いこの年の瀬を乗り切っていきましょう!
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