無事故・無違反運転を事業所で多くの人に広めるには・・
こんにちは!千葉・東京で軽貨物ドライバーを募集しているエアフォルクグループのホームページにお越し頂き、誠にありがとうございます!
各事業所では安全運転管理者が義務である点呼やアルコールチェックの他、交通安全に関する様々な呼びかけを行ったり、長年無事故・無違反を続けているドライバーを表彰したりしていると思いますが、どうしたらより交通安全について意識してもらうことができ、無事故・無違反の行動に繋がるのかという点について頭を悩ませているのではないでしょうか?
ヒヤリ・ハットした経験もその時は気を引き締めますが、時間が経てば忘れてしまう人が多いのは事実ですし、毎日同じことのを繰り返す業務では慣れてどうしても漫然とした運転になりがちです。
そこで安全運転管理者の皆さんに是非考えて頂きたいのが『無事故・無違反ドライバーの知恵を管理や指導に活かす』ということです。
【安全運転のノウハウを共有する】
長年安全運転を続けている運転者にはそれなりの理由や目に見えない努力があると考えられます。そこで、そう考えたり行動するに至ったきっかけなどもふまえて、その具体的なノウハウを紹介する場を設け、他の運転者にも知ってもらいましょう。長年の経験と培った知恵という貴重な情報を共有することで事業所全体の安全度を高めることができます。
管理者が言うと聞き流されてしまう内容も、同じ仕事をしている運転者の言葉であれば素直に耳を傾けるという場合もあります。現在は無事故の優良運転者ですが、きっかけは事故をおこしてしまったことだったという人もいるかもしれません。希少な実体験や長年の実績を伴う話は説得力も併せ持っているものです。
ある30年無事故運転を続ける運転者さんは『毎日帰宅したらその日の自分の運転を振り返る』というのを毎日欠かさずしているそうです。具体的に交通の場面を思い出し、するとそこから自分自身の運転の反省点が見つかるので、それを翌日以降の運転や行動予測に活かすということです。例えば・・
「あのバス停には危ない自転車がいた」⇒「もっと手前で自転車を確認できたはず」
「あのタクシーは急ブレーキを踏んだなぁ」⇒「もう少し早めに車間距離をとることができた」
振り返りは危険予測能力と運転スキルを高め、毎日繰り返すことでそれをしていない人とは大きな差をつけます。
安全運転のノウハウを共有するために、とにかくそうできる機会を設けることが大切です。
【感情をコントロールすることの大切さを知ってもらう】
人は誰しもカッとなったり感情的になったりすることがあります。無事故・無違反の運転者といえど例外ではありません。にもかかわらず、感情的な行動に走らないということは、これも無事故・無違反の運転者がその感情を抑えるコツをわかっているからであると考えられます。そのコツを教えてもらうことも他の運転者にとってとても参考になり大きなプラスになります。例えば次のような話があります。
・「自車の前に割り込まれてカッとする」のは、みんなのものであるはずの道路を自分のスペースのように勘違いしているところがあるから。又あらかじめ車間距離をしっかりとっていれば、「割り込み」ではなく「車線変更」になるのでカッとすることもない。
・「前の車が遅いと信号が変わってしまうじゃないかとイライラする」時はイライラする理由があるのか考えてみる。そもそも青信号で通過できるかどうかはその車があってもなくても変わらないこと。何か自分に急ぐ理由があったとしても、相手の行動でイライラすることは自分にとって何の得にもならずむしろリスクが増えて損だということに気づければ気持ちが楽になる。
発送の転換といいましょうか、少し違う角度から物事を見ることで、気持ちを落ち着けたり、そもそもイライラする理由なんてないことに気づけて、感情と上手く付き合うことができるのです。こういった具体的な感情を抑える方法や考え方もたくさん共有したいですね。運転以外の場面でも活かすことができそうです。
軽貨物運送業は一人で業務を行う仕事です。そのためこのような情報を共有する機会を事業所で設けることが大事になってくるわけですが、これを同僚・先輩・後輩ドライバーや荷主・お届け先のお客様とのコミュニケーションや情報収集の話題の一つとして使うことも良いのではないでしょうか?もし何らかのノウハウを聞ければもちろん良いですし、「最近いつもこの時間にそこに車が停まっている」「目の前の道路をすごいスピードで走っている自転車がいて危ない」などの予測の材料となる情報が聞けるかもしれません。さらにより良い関係づくりや地域貢献にも繋がるのではないでしょうか?仕事で運転をしている人に限らず、プライベートで運転する人にとっても大事な情報共有です。みんなで意識していきましょう!
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